ありさの大冒険 プロローグ
物心ついた頃から女になりたかった・・・
こんばんわ。そして初めまして。
如月 ありさ と言います。
さっそくですが、年末も大詰めの12月30日
ありさは
東京でありさに変身して京都の自宅まで戻ってくるという
ありさにとって一世一代の大冒険をやってのけたんですよ!
もち!実話です!!
そこで、今回から数回に分けて
その大冒険の様子を「物語風」に若干アレンジして振り返りながら
折々のキーワードで
ありさのことを皆さんに紹介し
ありさってこんな人なんだ~!ってことを知ってもらおうと思います。
つたない文章ですが、是非是非お読みいただければうれし~です。
それでは早速<第1話>の始まり始まり~!
「計画立案」
大晦日にどうしてもはずせない仕事がある俺を残して
家族は海外旅行へと旅立って行った。
年末に仕事ってのは、俺にとってはやるせないことではあったが
でも!ありさにとっては滅多にないチャンス!
すでに秋口に、年末に仕事があることがわかっていた俺は
それとなく彼女に、俺を除いた家族での海外旅行を勧めていた。
共働きの妻のモチベの維持方法は海外旅行だったので、彼女は
「え?行ってもいいの?」
と、嬉しそうだ。
俺だって行きたいよ・・でも、それ以上に
ありさの喜ぶ顔が浮かんでくる。
家族の旅行日程が決まった。
さあ、ありさだ~!
ネットで東京に女装者向けの変身スタジオがあるのを知っていた俺は
(注 女装って言葉、好きじゃありません。おんなをよそおう?・・・じゃなくて~女になりきるんです!ありさは~!)
一度、プロのチェンジストの手でありさになってみたい・・・
素人の俺の手によるありさとどう違うのか・・・
(注 素人なんですが、歴はなが~く、一応テキパキとメイクはこなせるんです)
とにかく、試してみたいと思っていたので、早速年末の営業日程を問い合わせてみた。
店は、大晦日まで営業してるとのこと。が、しかし予約がほぼ満杯で、空いているのは
30日の夜だけであることがわかった。
え、次の朝には野郎に戻ってて仕事に行かなきゃなんないのに・・・
厳しい。
いやでも待てよ・・・
それなら、向こうで変身して、そのままありさでこっちに帰ってくるってのはどうだろ・・・
最終ののぞみに飛び乗ればなんとか家まで帰れるし、これなら十分に、いやそれ以上に
ありさを堪能出来るし、第一スリル満点じゃん!!
計画を店に説明したところ、8時過ぎまでに店を出れば十分間に合うとのこと。
30日、俺は野郎で東京に出向き、ありさに変身して家までの旅行を楽しむ!
よし!決めた!!やったるで~><
つづく