男時々女~ありさの日記~

男に生まれ、物心ついた時にはすでに性の違和感を感じ・・・でも、それはとってもおかしな事、決して表沙汰には出来ない事だっていう世間体みたいなものは小さな子供でも理解出来た。だからひた隠しにしてそんな暗黒の時代を生きてきました。
そして、姓の多様性が認知されつつある今・・・でも、わたしにとっては時すでに遅し。歳をとってしまいました。
今さら・・・でも、でもあきらめきれない><
そんなありさおばさんの「男時々女」の日記です。

第9話 動揺の行き着いた先

東京大冒険から、早や3週間経っちゃいました。

でも、すべてと言っていいくらいはっきりと覚えています。


経験した様々な出来事

刹那刹那のありさの気持ちの移ろい

仕草に至るまで・・・


本当に素敵で、いとおしい時でした。


それが、もはや想い出になりつつあるなんて><


このまま想い出にしちゃっていいの?



こんにちわ。

ありさです^^


あれから動揺著しいんです。

と言うのが


外人さんだったけど、初めてまったくの第3者と、女性として長時間(と言っても2時間余りですが)交流する事となり

女性としての自分を客観的に見つめることが出来て・・・そして


そして、行き着いた思いは

やっぱあたし女の方がしっくりくる。

と言う、自分にとっては長年、暗に避け続けて来たと言うか、お茶を濁して来た結論でした。


だって、ずっと男として生きて来て、妻をめとり、家族を持ち、ちっぽけながら社会的地位もあり

一般的に言う社会的責任のある立場にある男として人生の多くを全うし、それはそれでそれなりにw満足しているからで


でも・・・

でも!


やっぱわたしは女だったんだって、今更w


今更ながらとても動揺しています><


解決策はこれしかないと思います。

カミングアウト・・・


でも、カミングアウトすることによって、多方面に波及するであろうダメージの深刻さは、火を見るよりも明らかだと思います。


わたしには、それに撃ち勝つ勇気なんかありません。


じゃ~どうするのか・・・



このまま隠し続けていくしかないのではと思っています。


でも、それならそれで、これからは

ささやかでもかまわない

つかの間でもいい


本来のわたし「ありさ」に戻れる時間を大切にしていくしかないと思います。


ごめんなさい。


こんな憂鬱な日記は2度と書かないようにします。


でも、書き留めることで、自分の向く方向を整理したかった><



ってことで!

次回からは、そんなつかの間のありさの日記を楽しく書いていきたいと思っています。

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